知っておきたい!退去時の立ち会い確認とは?

一人暮らしをしていても、ライフスタイルの変化によって、いつかは引っ越しをしていくことになります。そこで、今住んでいる部屋を退去する時に必要となる立ち会い確認とはどういうものなのかをご紹介します。

立ち会い確認とは

部屋を退去する時には、オーナーまたは不動産会社の立ち会いのもとで通常の使用以上に部屋が傷んでいないかなどを借主と一緒に点検していきます。これを立ち会い確認といいます。

退去時には、入居時に借主が支払った敷金の一部が戻ってきますが、この敷金の返還は、修繕費用やハウスクリーニング費用を引いた額となるため、貸主と借主の両者が納得できるよう、立ち会い確認がされます。

敷金返還の相場とは

入居時に支払った敷金は退去時に一部返還されます。つまり、

敷金-(修繕費用+ハウスクリーニング代)=敷金の返還額(戻ってくるお金)

この中でハウスクリーニング代は、入居時に交わす契約書で支払うべき費用とされていることの多い費用です。

退去時にトラブルになるのは修繕費用の部分です。
常識的な範囲での使用であれば、修繕費用がかかるといったことはほとんどありませんが、「ここが破れている」「ここに汚れがある」などの指摘を受け、敷金から修繕費用としてどんどん引かれていってしまうこともあります。

言われるがままにしていると、どんどん敷金から引かれていくこともあるので、疑問に思うことがあれば、契約書を確認することと、国土交通省のガイドラインを参照にし、必要以上に修繕費用を徴収されていないかチェックすることをおすすめします。

国土交通省では、敷金返還トラブルを回避するために、部屋の原状回復の範囲、箇所、負担割合を数値化してルールとして定めている「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」があり、インターネットで誰でも閲覧できます。
これに則って敷金返還がきちんと行われるのかどうかを自分でも確認するのが大切です。

入居前から立ち会い確認のために準備しておく

立ち会い確認は、退去時に行われるものですが、お部屋を借りる契約をし入居すれば、いずれは退去する人がほとんどです。

従って、契約書を読み、どういった部分が借り主の負担になるのか(ハウスクリーニング代、鍵の交換費などの有無など)を把握し、その時点で退去時のことも念頭に置き、納得のいく契約になっているのかをよく検討する必要があります。

また、入居前からすでに部屋の中で傷や破損のある場所を見つけた場合には、日付を入れてデジカメなどで撮影しておき、退去時に自分のつけた傷ではないと言えるように準備しておきましょう。

いかがでしたか。マンションなどの入居時には、新生活への期待などで準備もはかどりますが、退去時は、自分の使い方のあら探しをされているようで気まずいですよね。
だからといって、立ち会い確認時に渡される同意書や見積書にすぐにサインするのは良くありません。納得いくまで確認し、気持ちよく退去できるように、こちらからも事前に準備しておくことも大切です。

text/Maki.K