賃貸物件見ずに申込みはアリ?増加する「見学なし申込み」メリットデメリット

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賃貸マンションでの住居探しをしている人の中には、お部屋を実際に見ずにいきなり申込みをする人がいます。

一般的なお部屋探しは、何件かお部屋を見て回って間取りの感じや、家具を置いた時のイメージをしながら決めます。

しかし、「見学なし申込み」をする人は近年増加しており、現在ではお部屋探しをしている人の1割程度がお部屋を見ずに申込みをしています。

今回は、プロの不動産業者から見た「見学なし申込み」のメリットとデメリットをまとめてみたいと思います。

「見学なし申込み」をする人の特徴

見学なしで申込みをする人は、住まいを急いで探していてお部屋探しの経験が豊富な人が多いです。

特に、急な転勤で新しい宿を探している人は、仕事でもバタバタしていて見学する時間をとることが難しく、ネットに掲載されている情報や不動産会社から送られてきた情報のみで決めてしまいます。

また、遠方からの引越しだと物件の見学のためにわざわざ出向くのも一苦労で、そういった人は手間を惜しんで見学なしで申込みをする傾向にあります。

そして、そういった状況に無くても、お部屋探しに慣れている人の中には「見学なし申込み」をすることもあります。

なぜ彼らは敢えてお部屋見ることをせずに申込みをするのでしょうか?

「見学なし申込み」の方が条件の良い物件に住める?

当たり前のことですがお部屋探しで重要なことは、自分の住みたいと思ったお部屋に住むことです。

そのためには、ざっくりと下記の2つの手順でお部屋探しをします。

1.自分に合った条件のお部屋を見つける

2.見つけたお部屋に申込みをする

ここで、1と2の間の時間が長いと、他の人が申込みをしてしまうリスクが高くなり、結果的に自分の住みたいお部屋に住めなくなってしまいます。

例えば、ネットで見つけた条件の良いお部屋をその日に問い合わせして、週末に予定を組むことができても、見学日までの時間が空いてしまいます。

人気の物件ほど空室状況は変化しやすく、良い物件を見つけたら即申込みするのが上手なお部屋探しの鉄則です。

「見学なし申込み」なら予定を組む必要はないので、お部屋を見つけたその日に業者から申込書を取り寄せて、メールやFAXで必要書類を送って申込み完了できます。

また、ネットで募集にかけられている物件でも完成前の新築やリフォーム中の物件など、見学ができない状態のお部屋が多数あります。

そのようなお部屋の見学ができるのを待っていると募集期間が長い分申込みが殺到するので、見学なしで申込みをする人に先を越されてしまいます。

そういった意味では、条件の良い物件に住めるのは「見学なし申込み」をする人かもしません。

「見学なし申込み」のリスク

とはいえ、お部屋を見ないで申込みをするのにはなかなか勇気が要ります。

実際にお部屋の中に入らないと判断しづらい内容として下記のものが挙げられます。

  • 間取り感覚

  • 騒音、匂い

  • 建物や設備の使用感、清潔感

間取り図だけだとお部屋の構成がイメージしづらく、実際に見てみないと判断できない部分もあります。

また、壁の薄さに気づかず、入居してから音が通りやすいことに気づいたり、写真では綺麗だった建物も実際に見てみると古びていた、なんてこともよくあります。

お部屋を見ないで決めるにはそれなりのリスクがあるので、情報を集めて、判断できなかった内容が最悪妥協できる点であれば内見なし申込みをするのが良いです。

情報収集が大切

お部屋探しに慣れてくると、間取り図や数字情報からお部屋の構成が具体的にイメージでき、写真でイメージを補完してお部屋の決定をできるようになります。

プロの不動産営業マンだと、マンションの名前や建築した会社からおおよそどういったお部屋かをイメージすることができます。

もし信頼できる営業マンを見つけたら、その人にサポートしてもらうが良い方法です。

また、自分でできることとして、下記のような方法で確認するのがオススメです。

  • グーグルマップのストリートビューを使って周辺環境を確認

  • マンションのレビューサイトや口コミで騒音・匂いなどの情報を確認

  • パノラマ動画でお部屋を360度見渡し間取りの感覚や雰囲気を確認

多くのお部屋は実際に現地へ足を運ばなくても、見ずに申込みできる程度の情報を集めることができます。

「見学なし申込み」をする人が近年増加しているのは、情報が増え、実際にお部屋を見る前に申込みの意思決定ができるだけの判断材料が集まっているからだと言えます。

注意点

見学なし申込みに関わらず、賃貸物件の入居申し込みはキャンセルすることができます。

キャンセル料はかかりませんが、不動産会社は当然キャンセルをされない前提で契約書の作成や、予定組みを行いますので、もしキャンセルになってしまうとそれまでの苦労が水の泡となってしまいます。

申込みをした人にとっても時間と手間が無駄になり、かつ不動産会社からの心象が悪くなってしまいます。

「見学なし申込み」だからといって「キャンセルしてもいいや」という気持ちでお部屋の申込みをするのは双方の不利益となりますので、中途半端な気持ちで申込みをするのは止めましょう。

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